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バス予報
2025.08.15

視覚で瞬時に理解。色の使い方にも、理由があります。

視覚で瞬時に理解。色の使い方にも、理由があります。
Maas営業の数井です

こんにちは、アーティサン株式会社の営業担当数井です。

バスロケの管理画面に表示されるアラート。
「対応が必要なのか、様子見で良いのか」​
できる限り迅速に判断できるよう、色使いにもこだわりました。​

今回の画面リニューアルにあたり、JIS安全色に準拠したアラート色を採用しました。

 

アラートの「赤・黄・緑」には根拠があります

状態 表示色 意図
定刻運行 安全(JIS:安全の色)
軽微な遅れ 注意(JIS:注意喚起)
大幅な遅れ/異常 警告(JIS:危険の色)

 

この配色は、JIS Z 9103「安全色及び安全標識」の考え方に基づいています。
工場・交通・公共サインなどでも広く使われており、誰もが直感的に意味を感じやすい色使いです。

 

色覚バリアフリーにも配慮した設計

JIS安全色は、色覚多様性に配慮された規格でもあります。
今回の設計では、以下のような工夫を取り入れています。

  • 赤と緑の違いが分かりにくい人にも判別しやすい色味を選定
  • 色だけでなく、アイコンや文字情報でも状態を伝達
  • 重要度によって明度・彩度・太さを変えて“多重で伝える”設計

これにより、誰が使っても、迷わず異常に気づけるデザインを目指しています。

 

デザインとは、“伝わる仕組み”の設計

色は見た目の装飾ではなく、判断を助ける情報のひとつです。
細部まで配慮することで、ミスや見落としを減らし、オペレーションの質が高まります。

 


 

細かい点にも細心の注意を払って開発を進めていきます。

バスロケーションシステム「バス予報」

引き続き『バス予報』をよろしくお願いいたします!

 

バスロケ「バス予報」操作説明動画を公開しています

YouTube で操作説明動画も公開しています。
もう少し詳しく知りたい方はそちらもぜひご覧ください!

 

アーティサンはICT企業として公共交通の利用者と関わる事業者様の笑顔のために公共交通事業者様向けの製品やソリューション、コンサルティングを提供しています。

利用者や公共交通事業者に「低価格」「高機能」「使いやすい」をモットーとしたよりよいシステムを提供しております。

お気軽にアーティサン株式会社までお問い合わせください。

バス予報事業の数井です

MaaS事業 数井

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営業担当として日々地方自治体様やバス事業者様にバスロケーションシステムやGTFS作成支援等、バスが便利になるご提案をしています。

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