アーティサン株式会社
  • Power Apps
  • Power Platform

Power Apps:検索ウィンドウで変数・コレクションの使用場所を確認する方法【設定手順あり】

この記事の3行要約

  • Power Apps キャンバスアプリの「検索ウィンドウ」機能を使うと、アプリ内で使用している変数・コレクション・データソースなどの使用場所を一括検索できる
  • 従来はグローバル変数・コンテキスト変数のみ確認可能だったが、本機能によりコレクションの使用場所も確認できるようになった
  • 大文字小文字の区別・単語単位検索・正規表現検索など、検索結果を絞り込むフィルターオプションも用意されている

Power Appsの開発でお困りの際は、以下のサービスもご活用ください。

こんにちは。アーティサン株式会社の小刀稱(ことね)です。

今回はPower Apps キャンバスアプリの新機能レビューです。 現在はまだプレビュー段階ではありますが、Power Apps キャンバスアプリで「検索ウィンドウ」機能を使用することができるようになりました、

本機能のMicrosoft Docsは以下です。
検索ウィンドウを使用する (プレビュー)

この機能により、Power Apps キャンバスアプリで使用した様々な情報(例:変数やコレクション、データソースなど)の使用場所を検索することができます!

アプリが大規模化してくると、「この変数やコレクションはどこで使ったっけ?」という場面に遭遇します。
グローバル変数やコンテキスト変数は、従来からその使用場所を確認することはできましたが、コレクションはできませんでした。
しかし今回の新機能により、コレクションについてもその使用場所を確認することができるようになったため、とても嬉しい新機能です!

内容としては、Power Appsでアプリを作成している方に向けた記事です。

 

設定値の変更

今回の機能を使用する際は、まずはPower Apps キャンバスアプリ上の「設定」を変更する必要があります。(2022年6月時点)

Power Apps キャンバスアプリの編集画面を開き、ファイル設定近日公開の機能プレビューから検索をオンにします。

そうすると、画面左側のペインに虫眼鏡アイコンが表示されます。

Power Apps キャンバスアプリの設定
Power Apps キャンバスアプリの設定

 

検索機能の確認

では、早速検索機能を使用してみましょう。
まずは、コンテキスト変数で設定したactionTypeを検索してみました。

コンテキスト変数の検索
コンテキスト変数の検索

検索した情報がコンテキスト変数であることや、その使用場所(画面・コントロール・プロパティ)を確認することができました。 また対象箇所をクリックすると、その使用場所が表示されます。

次に、コレクションで設定したcolTRN_Applyを検索してみました。

コレクションの検索
コレクションの検索

先程のコンテキスト変数の結果と同じように、検索した情報の種類やその使用場所を確認することができます。
コレクションは今まで使用場所を確認することがでできなかったので、嬉しい新機能ですね!

 

フィルター機能について

検索ウィンドウの横にあるフィルターアイコンをクリックすると、検索結果をフィルタリングすることができます。

検索のフィルタリング
検索のフィルタリング

「カテゴリ」では、検索結果に表示するコントロールの種類をフィルタリングすることができます。
また、「その他の検索オプション」では以下の3種類を選択することができます。

  • 一致するサポート案件

  • 単語単位で検索する

  • 正規表現を使用する

それぞれの設定について、以下で說明します。

 

一致するサポート案件

大文字・小文字を区別するかどうかを設定できます。
チェックを入れると、大文字・小文字を区別します。

大文字・小文字を区別して検索
大文字・小文字を区別して検索

 

単語単位で検索する

完全一致か部分一致を設定できます。
チェックを入れると、完全一致となります。

完全一致での検索
完全一致での検索

 

正規表現を使用する

正規表現にて検索できます。
チェックを入れると、正規表現にて検索します。

正規表現の構文は以下URLを参照してください。

Regular Expression 2 (re2.h) の構文

正規表現での検索
正規表現での検索

 

さいごに

本記事では、Power Apps キャンバスアプリの検索ウィンドウ機能をレビューしてみました。

「この変数やコレクションはどこで使ったっけ?」ということ確認したい場合に活用できる機能ですね!

本記事の内容を踏まえ、自社のPower Apps活用を進めたい方は、以下より各種サービスをご確認ください。

 

こちらも合わせて読みたい