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Power Automate「メールの送信」アクションの差出人は誰になる?自動化したクラウドフロー編(第1回)

この記事の3行要約

  • Power Automateの「メールの送信」アクションで、差出人が誰になるかを自動化したクラウドフローで検証した結果を紹介
  • フローを共有してもしなくても、差出人は常にフローの作成者となる
  • 作成者が退職しアカウントが削除されると、共有していないフローは削除され、共有していたフローはメール送信時にエラーとなる

Power Automateの運用でお困りの際は、以下のサービスもご活用ください。

こんにちは。アーティサン株式会社の小刀稱(ことね)です。

この記事を書いた人
小刀稱知哉

小刀稱 知哉ことね ともや

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Power Automateで「メールの送信」アクション用いる際、差出人を意識したことはありますか?

共有メールボックスを用いて差出人を変更することはできますが、今回は基本的な部分に立ち戻り、
「結局差出人って誰が設定されるの?」についてまとめてみました。
「メールの送信」アクションを用いるシーンはよくあると思いますので、参考にしてください。

 

結論

はじめに結論を記載いたします。
フローの種類によって、差出人は変わります。

  • 自動化したクラウドフロー

差出人は、フローの作成者となる。

  • インスタントクラウドフロー

差出人は、
「実行のみのユーザー」で「この接続を使用する」を選択した場合は、「この接続」で選択されたユーザーとなる。
それ以外の場合は、フローの実行者となる。

調査内容を以下で説明します。

 

自動化したクラウドフロー

以下のフローを作成しました。
SharePointリストに対して、アイテムを作成または編集した際に、自動的にトリガーされるフローです。

自動化したクラウドフロー
自動化したクラウドフロー

 

共有しない場合

フローの権限を以下に設定しました。

作成者

Aさん

共有

なし

上記の設定で、Aさん・BさんがSharePointリストにアイテムを追加してみました。
結果としては、Aさん・Bさんどちらの場合も、差出人はAさんとなりました。

よって、差出人はフローの作成者となります。

 

共有する場合(所有者として共有)

次に、フローをBさんと共有しました。

作成者

Aさん

共有

所有者としてBさんを共有

上記の設定で、先ほどと同じようにAさん・BさんがSharePointリストにアイテムを追加してみました。
結果としては、Aさん・Bさんどちらの場合も、差出人はAさんとなりました。

よって、差出人はフローの作成者となります。

 

補足:作成者が退職した場合は?

上記の結果から、自動化したクラウドフローの場合、差出人はフローの作成者であることがわかりました。

この場合、「Aさんが退職し、アカウントが削除されたらどうなるのか?」という疑問が湧いたので、こちらも調査しました。

 

共有しない場合

まずはフローを共有しない場合です。

作成者

Aさん

共有

なし

上記の設定で、Aさんのアカウントを削除しました。

結果としては、Aさんのアカウント削除に伴い、フローも共に削除されるため、メールが送信されることはありません。

 

共有する場合

次に、フローをBさんと共有しました。

作成者

Aさん

共有

所有者としてBさんを共有

上記の設定で、Aさんのアカウントを削除しました。
その後、BさんでSharePointリストのアイテムを追加してみました。

すると、「メールの送信」アクションがエラーとなりました。 「InvalidIdUserSid」となっておりますので、ユーザーの認証に関するエラーのようです。

「メールの送信」アクションのエラー
「メールの送信」アクションのエラー

以上から、フローの作成者が退職される場合は、フローを共有するのではなく、「コピーの送信」や「エクスポート→インポート」により、フローの作成者を変更する必要があることがわかりました。

 

少し長くなってしまいましたので、今回はここまで。
次回は、インスタントクラウドフローの差出人について調査した結果を説明します。

 

フロー設計・運用のご相談は、以下より各種サービスをご確認ください。

 

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