💡 この記事でわかること
- LINKS Mobilysは、国土交通省のProject LINKSとCOMmmmONSの連携プロジェクトから公開されたOSSです
- GTFSや乗降実績データなど、地域交通に関するデータを地図上で確認・可視化するための機能が提供されています
- LINKS Mobilysの特徴を紹介します
小刀稱 知哉ことね ともや
得意領域
Power PlatformやSharePointを中心に設計・開発・アドバイス・教育まで幅広く担当しています。内製化をご希望の場合はお気軽にお問い合わせください!
保有資格
こんにちは。アーティサン株式会社の小刀稱(ことね)です。
国土交通省では、行政情報や交通に関するデータの利活用を進める取り組みとして、国土交通省の分野横断的なDX推進プロジェクトであるProject LINKSや、地域交通DX推進プロジェクトCOMmmmONS(コモンズ)を展開しています。
その中で公開されている取り組みのひとつが、LINKS Mobilysです。
本ブログでは、LINKS Mobilysの概要や特長、関連するプロジェクトを紹介します。
LINKS Mobilysとは
LINKS Mobilysは、国土交通省が公開している地域交通データ活用ツールです。
国土交通省の公開ページでは、Project LINKSとCOMmmmONS(コモンズ)の連携プロジェクトとして紹介されています。
LINKS Mobilysでは、GTFSや乗降実績データなどをもとに、停留所、路線、運行、利用状況などの情報を地図上で確認できるようになっています。
GTFSとは
GTFS(General Transit Feed Specification)は、鉄道、バス、航空などの公共交通機関の時刻表や地理的情報を記述する世界的な共通データフォーマットのことです。
Project LINKS とは
公式HPには、以下のように記載されております。
Project LINKSは、国土交通省の分野横断的なDX推進プロジェクトです。
これまで活用されてこなかった様々な行政情報を「データ」として再構築し、これを活用できるようにすることで、データに基づく政策立案の推進(EBPM)や、新たなビジネス創出(オープン・イノベーション)の実現を目指します。
LINKSとは「Linking
Innovation, opeN
data, Knowledge, and
Solutions」から作成された名称です。
日本語訳では、イノベーション、オープンデータ、知識、解決策をつなぐ取り組みというイメージでしょうか。
COMmmmONS(コモンズ)とは
公式HPには、以下のように記載されております。
地域交通DX推進プロジェクトCOMmmmONS(コモンズ)は、「交通空白」解消など地域交通のリ・デザインの全面展開を進めるため、4つの観点からデジタル活用を一体的に推進し、地域交通の持続可能性、利便性、生産性向上の実現を目指します。
国土交通省が主導する地域交通DX推進プロジェクト COMmmmONS
COMmmmONSとは「Code for
Mobility Common
Society」から作成された名称です。
日本語訳としてはモビリティの共通基盤をつくるための仕組みというところでしょうか。
HPを拝見すると、コンセプトは以下のように記載されておりました。
デジタルの力によって、地域のモビリティ資源をすべての人がアクセス可能な共通の社会基盤として創り出していくというプロジェクトのコンセプトが込められています。
COMmmmONSの名称に含まれる4つのMは、地域交通DXに関する以下の観点を表しています。
- モビリティのサービス
- データ
- マネジメント
- ビジネスプロセス
LINKS Mobilysの公開背景
LINKS Mobilysは、Project LINKSとCOMmmmONSの連携プロジェクトの成果物として公開されています。
「バス路線、どう変える?」地域交通の未来を試せる計画支援ツール
各取り組みの関係は以下のようになります。
項目 |
概要 |
|---|---|
Project LINKS |
国土交通省が持つ行政情報などをデータとして活用しやすくするDX推進プロジェクト |
COMmmmONS |
地域交通DXを推進する国土交通省のプロジェクト |
公共交通計画策定支援ツール |
GTFSなどのオープンデータや乗降実績データを活用し公共交通計画の検討を支援するツールを開発するプロジェクト |
LINKS Mobilys |
Project LINKSとCOMmmmONSの連携プロジェクトから公開されたOSS |
LINKS Mobilysの特長
LINKS Mobilysの特徴として、以下の点が挙げられます。
特徴1:地域交通に関するデータを地図上で確認できる
LINKS Mobilysでは、GTFSなどの交通データをもとに、停留所、路線、運行に関する情報を地図上で確認できます。
表形式のデータだけでは把握しにくい位置関係も、地図と組み合わせることで確認しやすくなります。
特徴2:複数種類のデータを重ねて表示できる
LINKS Mobilysでは、人口メッシュ、GTFS、乗降実績データ、地図情報など複数のデータを組み合わせて表示できます。
様々なデータを同一画面上で表示することができるため、全体像を把握しやすいツールとなっています。
特徴3:OSSとして公開されている
LINKS Mobilysは、GitHub上でソースコードが公開されています。
OSSとして公開されているため、誰でも参照・利用が可能です。
まとめ
LINKS Mobilysは、国土交通省のProject LINKSとCOMmmmONSの連携プロジェクトから公開されたOSSです。
GTFSや乗降実績データなど、地域交通に関するデータを地図上で確認・可視化するための機能が提供されています。
次回以降のブログでは、LINKS Mobilysツールの立ち上げ方法などについて紹介してまいります。
